歯周病の治療
歯周病の原因は様々ですが、最大の原因はプラーク(歯垢)です。
このプラーク中の細菌が産生する毒素が歯周病の発生・進行に大きく関わってくるため、歯周病治療を進めていく上でまず最も大切になってくるのは、いかにしてプラークの量を減らすことができるか?すなわち、「プラークコントロール」です。
プラークコントロールについては、「歯磨き教室」で詳しく説明していますので、お時間がある時にでも、ぜひじっくりとお読み下さい。
歯周病の治療:スケーリング(歯石取り)
スケーリング(歯石取り)とは、歯に付いている歯石を、スケーラーと呼ばれる器械を使って取ることです。
歯周病の原因には様々なものがあるのですが、その大きな原因の1つがプラーク(歯垢)です。
歯周病の治療を進めていく上で最も大切なことはプラークをしっかりと取ることなのですが、歯石の表面はザラザラしているためプラークが付きやすく、付いたプラークが落ちにくくなります。
この歯石を取ることでプラークが付きにくい状態にし、歯周病を改善させます。
歯石は歯磨きでは取る事が出来ない上、90パーセント以上の人にあります。しかも、歯石は一度取ってもしばらくすると再形成されるため、定期的に歯科医院で取ってもらう必要があります。
スケーリングの間隔は、普通の人で3〜6ヶ月に1回位が目安です。
(ただし、お口の中の状態によりスケーリングの間隔は変わります)