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歯周ポケット

歯周病が進行すると、歯と歯茎の境目にある歯肉溝が深くなって「歯周ポケット」と呼ばれるようになります。

正常な歯肉溝は1〜2mm程度ですが、歯周病が進行するとこれが3mm、4mm・・・とドンドン深くなっていきます。

歯科医院では「ポケットプローブ」という金属の棒を用いて歯周ポケットの深さを測り、歯周病の程度を診断する際の参考にするほか、歯周病が改善してくると歯周ポケットも浅くなってくるため、治療が奏功しているかどうかの指標にもされています。

 

[歯周ポケットの深さと歯周病の進行度]

2〜3mm:軽度歯周病(歯肉炎)

4〜6mm:中等度歯周病

7mm以上:重度歯周病

 

なお、軽度歯周病の場合は歯磨きを頑張ることにより症状が改善する場合もありますが、歯周ポケットが深くなって歯周病が中等度以上になると歯磨きだけでは十分な治療ができなくなってしまう場合もあり、外科的に歯茎を切って手術を行わなくてはならないこともあります。

そうならないようにするためにも日ごろの歯磨きを頑張るとともに、定期的に歯科医院で歯医者さんに歯のチェックをしてもらうようにしましょう。


歯周病とは?

歯周病とは?

歯周病は、歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてしまう病気です。昔は「歯槽膿漏」と呼ばれることが多かったのですが、今では「歯周病」という呼び方が一般的になっています。

若いときに歯を失うのは虫歯が原因であることが多いのですが、40代を過ぎてから歯を失う最大の原因はこの歯周病です。

日本は「歯周病大国」と呼ばれており、35歳以上の約8割が歯周病だと言われています。

歯周病には痛みなどの自覚症状がほとんどありません。

そのため、気が付いた時にはすでに手遅れになってしまっていることが多いというのが、歯周病の最も恐ろしいところです!(歯周病は、サイレントキラー「静かな殺し屋」とも呼ばれています!)


歯周病とは?

歯周病になってしまうと・・・

歯周病の初期の段階では歯を磨く時に血が出たり、歯ぐきがムズムズするといった症状しかありません。

しかし、歯周病がさらに進行すると歯がグラグラしてきたり、歯並びが悪くなってきたりします。

ほとんどの人は、この段階になってようやく「まずい!」と思い歯科医院へ駆け込みます。

が、これでは手遅れです!!

自覚症状が出てきているような歯周病では、すでに歯を支えている骨(歯槽骨)の大部分が溶かされてしまっています。

この溶かされてしまった歯槽骨を元通りにすることは現在の最先端技術を用いたとしても非常に難しく、ある程度以上進行してしまった歯周病に対しては、成すすべがないというのが今の歯科医療の現実です。

歯周病の治療は、「健康だったときの状態に戻す」のではなく、「これ以上進行しないようにする」ことが目的です。

ですから、歯周病に関しては特に予防が重要になってくるのです。


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